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妊婦さんのエコノミー症候群には要注意!早めにできる対処ケア方法

こんにちは。久留米市で妊産婦ケアをしています。いろどり整骨院の江上です。
震災に遭われた、熊本や阿蘇、大分の皆さん。早い復興を心より祈っています。
今震災に遭われた方に、エコノミー症候群が非常に増えていますので、なんとか治療家として今の私にできることはとないかと?被災された妊婦さんは十分注意しなければいけないエコノミー症候群についてお話していきます。

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今回メディアでも取り上げられたエコノミー症候群は命にかかわる問題にもなるので、十分に注意が必要です。
今は車泊されているご家族の方もおおく今も大変な状況がつづいているとおもいます。
エコノミー症候群は特に女性は男性よりも下肢の血栓ができやすく、足の循環の悪い状況で急に立ち上がると血栓が肺や心臓に飛んで心筋梗塞や急性肺塞栓症などを引き起こします。
このエコノミー症候群の原因の多くは静脈の血液がよどんでいます。車内で脚を動かす機会が減り、足の筋肉のポンプ作用がうまく働かないことで、血液の流れが悪く固まりやすい状態に。

妊婦さん

特に妊婦さんはお腹の中の子供にも血流を送らなければいけませんので、足の循環はしっかりとしておかなければいけません。まずは今からでも注意していただき、エコノミー症候群を防ぐ方法をいくつかご紹介させていただきます。
被災で大変な中自身のカラダにも目を向け小まめにやってください。

エコノミークラス症候群のケアする方法

➀小まめに水分をとってください。(できればイオン飲料がおすすめです)脱水は血栓の原因となります。

➁車内では2時間おきには車から出て、立って歩いたり、足の循環を良くするように動かしてください。

➂いきなり立つのもよくないので、立つ前に小まめに足首を動かしたり、ふくらはぎを優しくさすったりして血行をよくしてから、ゆっくり立つようにしましょう。

➃妊婦さん・産後ママは特に衛生面も含め入浴施設なども利用するようにしてください。
http://1010meguri.blog.fc2.com/blog-entry-290.html

➄妊婦さん・産後ママは乗り物の中の宿泊よりもなるべくならば、優先的に施設を利用してください。

➅なるべくゆったりとした服装を。締め付けはカラダの循環を悪くします。弾性ストッキングはお持ちであればむくみ・血栓予防に効果的です。

今回当院でも紹介したセルフケア動画で下記のやり方も対策になります。参考までにやってみてください。下記は筋肉痛を早く改善するやり方ですが、エコノミー症候群の予防にもなります。

少しでもお役に立てれば幸いです。復興を心より願っています。

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