いろどり整骨院 院長の江上です。
今日もコラムということでお役に立つ真面目なお話です(笑)
妊婦さんに起こりがちな「妊娠中のむくみ」についてお話していきます(*^-^*)
今回はなぜむくみが起こりやすいのかについてお話しさせていただきます!!
子宮というのは赤ちゃんを授かり大きくなるにつれて、下に下がっていく傾向があります。
下がった子宮は腹大動脈を圧迫するだけでなく、鼡径部でも大腿静脈を圧迫します。
これは静脈が一番子宮の隣近くに存在するために、子宮と接触し妊娠後期になって
子宮が下がるころに、最初に圧迫を受けるのが静脈と考えられております。
静脈の構造自体が血管膜が動脈よりも薄いため、弾力性も乏しく血流スピード遅いのが特徴です。
下肢の静脈瘤が起こりやすいのは、女性に多く、実は多くの原因が出産によって子宮が下がり
鼡径部で静脈を圧迫していることが考えられます。
よって
鼡径部の周りの筋肉だったり、股関節の柔軟性をつけること
が、脚のむくみ改善のきっかけになります。
通常はふくらはぎばかりに、目が行きがちで、ふくらはぎだけのマッサージをしがちですが
しっかり改善させるためには鼡径部からの対処が必要となります。