こんにちは。久留米市の妊産婦ケア専門IRODORIの江上です。
今回は産前産後のからだのケアだけでなく子供との向き合い方・家族との向き合い方、母親としての自分との向き合い方などお役に立てればと思い、オススメ育児本をご紹介させていただきます。
当院では産前から産後までたくさんの育児本を置いています。
その中でプレママさんたちから好評だった人気本を紹介していきたいと思います。
よく当院は読みたい本を貸し出したりもしています。
「この本面白かったです。」
「たくさんの気づきがあってよかったです。」
「この本は悩んでいるママさんにはぜひ読んでほしい」
などたくさん感想も聞いています。
私自身もたくさんの育児本は読んできましたが、
これは読んでおくといいなっという本を今からランキング形式ですが紹介していきます。
今回はスタッフYの感想をまじえた内容になります。
【人気ランキング1位から5位まで発表】
第5位
【いい親よりも大切なこと】
保育士さん目線の本になります。
「いい母親像」っていうイメージに縛られている方って多いと思うんです。
やはり、私もそうなる時があります。
子どもの為にとは、言いながら(笑)
子どもを通して自分を良く見せたい。みたいな?
でも、何が「いい母親」なのか…と考えると、人それぞれ答えは違ってきます。
そもそも「いい」って何?
世の中には沢山の情報があふれていて、
沢山の「こうしたほうがいい」「こうするべきだ」メソッドがあります。
沢山のお母さんとお話をする中で「どれをしたらいいか分からない」
という、声も沢山聴きます。
スタッフYは、こう思います。
お母さんが、その情報を見て、したいと思ったことをやってみればいいのです。
それは、実験と思って。
子どもに合うかどうかはしてみなければ分かりません。
ちがったら、また他のを試せばいい。
いろいろしてみて、だめだったら「しない」選択肢もあります。
この本では、こんな「しない」という選択肢もありますよ。
ということを例をあげて説明してくれています。
その中でもスタッフYは
「すごい」「うまい」「えらい」に頼らない。
という項目がとても響きました。
というのも、看板息子から「ねえっ!すごーいって言って!」
と、褒め言葉を言わされたことです。
違和感を感じていたものの、どうしたものかな。。。
と思っていた矢先でした。
必要なのは
【ほめるよりも認めてあげる】
自分の評価をはさまずに、目の前の事実を言葉にする
確かに大人も、褒められた時に、
何がすごいと思うのか、
その内容や経緯が知りたいと思うことあると思います。
子どももきっとそうなんだなと。
今日から認め言葉に変えてみようと思った本でした。
第4位
【お母さんが幸せになる子育て (子育ての呪い)が解ける魔法の本】
ええ?呪い??
と、少し警戒心をもってしまうかもしれません。
でも、読み進めていくと、うわわ…わかる…
「ちゃんとして!」
「はやくして!」
などの言葉には、( )でお母さんの呪いといいますか…
「のろまだと思われるよ!」や、
「私(お母さん)の思うとおりにできてよ!」
と、比較だったり、否定が入ってしまうということ。
ちゃきちゃきマルチタイプ。
お花畑タイプ。
タイプによってもいろいろ違うらしいのです。
子どものタイプ、自分のタイプ。
そして自分の母親のタイプ…。
ああ、自分は子どもに呪いをかけてたなーと。(反省)
自分の母親との関係をも見つめなおす機会になりました。
そしてちょっと笑ってしまったのが、
「最悪の妄想ワーク」です。
まあこれ以上いうとネタバレしますので伏せますが、
ここまでくるとまあ笑うしかないという最終地点までいけます。
これもまた、こうしたらいいああしたらいいというハウツー本ではないのですが、
お子さんのいない方でも、自分をひとつ発見できる本ではないかと思います!
第3位
【被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40】
近年様々な災害が続く中最近では
熊本地震、ここ久留米でも大きな揺れを感じました。
子どもたちもまだ小さかったので、とても不安を感じたのを覚えています。
子どもや赤ちゃんをを抱えた防災は、何がベストなの?
いざ起きてからではパニックになってしまうかもしれません。
知識と対処法を学べばベストな判断が下せると思います。
小さなことですが、備えあれば憂いなし。
災害が起こらないという保証はありません。
来院された際はぜひお手にとってみてくださいね。
第2位
【「産後が始まった!」夫による、産後のリアルレポート】
これは男性目線からの向き合い方を体験談として
紹介してあるマンガ形式の面白い本です。
夫の立場からみた育児や夫婦関係など、
産後起こりうる様々な
問題をどう向き合っていくか、
分かりやすくマンガ形式で解説を加えながら、
大変勉強になりました。
あらためて父親としてそして旦那として為になる内容でした。
妊娠中の方や産後のママさんたちにも共感できる本です。
そして旦那さんに読んでいただきたい方、
夫婦関係、家族関係を円滑にしたい方にもおすすめです。
第1位
【子どもが変わる怒らない子育て】
失礼な話、
スタッフYはよくある子育てノウハウ本かと思っていまして。。。
でも違いました。なんと自分に突き刺さること!
自分で勝手に作ったルールの枠がいかに狭いかを思い知らされました。
そのルールの枠からはみ出すと怒りが出ちゃうんですね。
それって誰の為のルールなのか。
を考えることや、
第一感情「不安や悲しみ…など」
を伝えるということ。とか。
子どもと自分の立場を変えて、言い方を変える。
など。
まあ、沢山のヒントがありました。
子どもが変わると書いてありましたが、
これは自分が変わるから子どもも変わるんだ…
ということかもしれません。
これは定期的に読み直しをしたい本でもあります。
また、マンガ形式なのでとても読みやすい。
自分の「怒り」の感情とも向き合ういいきっかけになったと思います。
「怒り」はたくさんのものを失ってしまうのだと。
でも、やはりこの本にもありました。
「感情にフタをしない」
人間感情の生き物で、喜怒哀楽あってのもの。
出して、受け入れて、助け合いつつ。ですね。
【院長おすすめの本】
ヨシタケシンイチ さんの本です。
ヨチヨチ父
りゆうがあります
ふまんがあります
この三つの本はほのぼのしていてとても笑えます。
イラストもかわいく気軽に読めて共感もできます。
ちょっと息抜きに読んでみると思わず笑顔になれますよ(笑)
【番外編おススメ本】
【子宮の中の人たち】
【ママと子の子育て相性学】
気軽に読めて面白い本ですよ。
当院ではその他にたくさんの子育て本をご用意しています。
ご来院の際は手に取って見てみてください。