こんにちは。院長の江上です。
今回は妊婦さんの食事をテーマにお話していきます。
妊婦さんは食事管理結構気をつかっていませんか?
体重管理や摂取していいものいけないもの、今まで普通にしていた食生活も
変わり、デリケートになってしまいます。
基本はバランスよく食事をとってもらい、できれば野菜特に葉酸と鉄分は不足気味に
なりますので、この辺りは注意したいですね!!
まずは妊婦さんにとって食べない方がいいものについて
①アルコールなどのお酒
アルコールは気分転換やストレスの解消になりますが、この時期にお酒が好きな人は
まったくとらずっと言うより、量は少なめに。特に毎日は依存性もあるので控えた方がいいです。
アルコールは胎児の神経系に影響が出やすく、発育障害や学習・発達障害など
様々な障害が起こり得ます。
胎児性アルコール症候群(FAS)と呼ばれています。
胎児の発育と健康を阻害してしまい、精神障害も起こりやすい状況になります。
②葉酸摂取のためと生のレバーの取りすぎ
葉酸に多く含まれるレバーは生肉つまりバクテリアなどの細菌が
含まれていることが多く、胎児の発育時に奇形発生が起こる可能性もあります。
葉酸はやはり緑黄色野菜などの植物性葉酸からとるようにするように心がけましょう。
③カフェインの取りすぎ
コーヒーが好きな方は注意しましょう!!実はコーヒーだけでなくカフェインは紅茶や玉露
なんかにも多く含まれます。
カフェインの過剰摂取は胎児の発育遅延が起こります。カフェイン自体に興奮作用・覚醒作用が
あるため、中枢神経系の問題が起きやすくなります。
特にカルシウム排泄を促すため、カルシウム不足となりがちです。鉄分とも密接な関係のある
カルシウム不足は妊娠中の貧血やイライラなどのストレスを抱えやすくなります。
また、産後の授乳期間も同様に控えた方がいいです。
コーヒーの飲む目安は3杯位(300mlまで)を目安にしてください。最近はデカフェなど
カフェインレスのコーヒーも出るようになりました。
コーヒー好きでも我慢しなくていいようになったのはありがたいですね。
水分補給はしっかりとした方がいいので、麦茶や水(白湯)、最近人気のルイボスティー
などおススメです。
④マグロや赤身の強いお刺身は注意
寿司好きな妊婦さんも注意すべき魚は刺身などの生魚
特に梅雨時期や夏は傷みやすいものは控えた方がいいです。
胎児に水銀や食中毒は危険です。成長の妨げになりますのでとりすぎないようにしましょう。
続きは第2弾でお伝えいたします。