こんにちは。久留米市の整体 いろどり整骨院の江上です。
今回は夜泣きが続く赤ちゃんでお悩みの方、その原因と知っておきたい
大切なポイントについてお話ししていきます。
産後ママの「母乳の質」っというのが実は赤ちゃんの重要な眠りを左右しています。
どういう事って?思われる方もいらっしゃるので今から解説を(笑)
人の睡眠は実は「メラトニン」という睡眠ホルモンが脳内物質に支配されています。
このメラトニンは、ママの母乳にも含まれています。
生まれたての赤ちゃんは睡眠の質が大切!!つまり「眠るのが仕事です」
出産後の赤ちゃんは体内でメラトニンを作ることが出来ないので、
ママの母乳を介してメラトニンを補っています。
ママの母乳でなくてもミルクにも、もちろんメラトニンが含まれます。
ご安心ください。
では、赤ちゃんの眠りとママの母乳の関係についてお話していきます。
赤ちゃんの睡眠リズムと体内時計の関連
朝起きてから夜寝るまでの状態という一定のリズムは、体内時計が調整しています。
でも赤ちゃんの体内時計が、一定になる期間というのは
24時間周期になるまで時間のかかるもの。
その為、出産後間もない時は2,3時間後に目を覚まし授乳を繰り返すといった
産後ママにとってはゆっくり休む間もなく、
身体のきつい産褥期の期間中は人生でも過酷なもの。
生まれたての赤ちゃんは、昼夜関係なく眠っています。
一般的には2、3時間ごとに授乳が必要になります。
この時期の赤ちゃんは、2、3時間寝て数十分起きているという、
1日に複数周期の睡眠リズムで生活しています。
生後1ヵ月を過ぎると、少しずつ眠る時間が夜にシフトしていきます。
生後2ヵ月を過ぎたころに、赤ちゃんは朝日の光で目覚めるようになり、
生後4ヶ月までの間に、赤ちゃんの昼間起きている時間が長くなっていきます。
この時期に赤ちゃんの為にしておきたい眠りの質を安定させるには?
➀ 朝起きたら、赤ちゃんが寝ている部屋のカーテンを開け、部屋を明るくする。
カーテンなどで調整できる日当たりのよい部屋を選ぶことをおススメします。
➁ 夕方日が落ちるころに、赤ちゃんを少し暗い環境で寝かせ、
ママは家事をうまくこなします。
このある程度の生活リズムを変えずに送ることがママの身体と心のゆとりを作り
子供の眠りの質を上げるきっかけになります。
この生後4か月になるまでの間の赤ちゃんは、外の世界に早く慣れようと頑張っています。
赤ちゃんの周囲の日光や部屋の明るさが、自然と赤ちゃんの体内時計一定にする助けとなります。
この期間に毎日のように暗い部屋ばかりにママ、赤ちゃんともに
日に当たらない場所で過ごしていると
ママは産後マタニティブルーから産後うつへと移行するケースもあります。
そして赤ちゃんはリズムが整わず夜泣きや
夜中に長く起きたりと生活リズムが狂いやすい状態に!!
毎日この眠りの質を安定させるために
体内リズムを母子ともに整えるように過ごしてみてください。
このリズムの安定を生後4ヵ月になると、
ようやく赤ちゃんにも24時間周期の体内時計が出来上がります。
産後ママにはぜひ読んでいただきたい本があります。
「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」
産後のママのアップ・ダウンの体調を安定させるためには睡眠はリズムを整えることは大切です。
そしてこの本には取説のように、その時期時期に合わせて詳しく書いてあります。
しかもマンガ形式でとても見やすく、分かりやすいです。
これを読んで睡眠の大切さを改めて実感しています。
ちなみに子育てしてきたスタッフたちも
「この本にもっと早く出会いたかった」と悔やんでいました(笑)
当院の待合室にもありますので、ぜひこの機会に読んでみて下さい。