こんにちは!
マタニティ・産後ケアのアドバイザーいろどり整骨院院長の江上です。
当院は多くの妊婦さんを施術していますが、その多く受診される中で、
妊婦さんならではの症状である腰痛・ぎっくり腰をはじめ
肩こり・頭痛・足のしびれや股関節の痛み・恥骨・尾骨の痛みなど
妊娠特有の症状は様々なもので、大半の妊婦さんは我慢されたり、病院に行くものの
どうしようもない。でもなんとかしなければっといった悪循環の状態です。
普段から中々当院のような専門の院に来られない方でも少しでも自分で対処したり
改善したり、知らなかった役に立つような情報をYOUTUBEやブログなどに不定期では
ありますが気軽にアップしています。一度過去のブログもお時間があればご覧ください。
今回は安産になる為の妊娠中の過ごし方についてお話させていただきます。
過ごし方で大切な点はいくつかご紹介させていただきますが、
経験、体験談に基づいてお話をすすめていきます。
妊娠中には16週くらいから徐々に体調は落ち着いてくるのですが、
ここからは安産になる為に必要なお話をいくつかさせていただきますね。
今回は安産の為に必要な排便のリズムを整える事の大切さについてお話していきます。
子供を産むときの子宮や排便するときの腸、そして膀胱などもそうですが、
支配している神経は骨盤内臓神経といって骨盤の中心である仙骨という所から出ている神経
があります。その神経のバランスを整えていくために意識的に排便のリズムを調整します。
ってどうすればいいの??って気になりますよね!(^^)!
それでは正しい排便法を習得するための5つのポイントをお伝えいたします。
1 朝起きたら水をコップ一杯300CCほど飲みます。
まず朝起きた状態ではお腹は空腹なので、水は腸の奥深くまで行くことができます。
腸内の便を柔らかくすることが目的です。
2 朝食後にトイレに入る習慣をつけます。
食後は食べたものが消化するのと同時に腸内でも便の活動が起こり
胃腸反射が働くため、朝食後にトイレに入る時間を確保します。
朝なるべく時間を作るように意識してみてください。
3 トイレに座ったらおへそを突き出して姿勢を伸ばします。
大腸と子宮と膣が垂直になっていることをイメージします。
背中が丸いと腸も折れ曲がり、うまく排便できません。
産道を曲げた状態よりも真っ直ぐ身体を意識する。
これが安産になりやすい状態と言われています。
4 少し出る感じがしたら、まだ腹圧をあげてきばる前に待ちます。
逆に息を止めて一度お腹を凹ませます。
このことで直腸に下がりかけた便を再び大腸の奥へと押し上げます。
5 息をふぅ~っと吐きながらお腹を膨らませてリラックスします。
お腹を膨らますことで拡張した大腸に便が下りてきます。
この時、このお腹の凹み、膨らます、腹圧運動と呼吸法で
便の滑りを良くしていきます。ただし数回便を腸内で動かすっといった意識になりますので
すぐには出さないのがポイントです。
それが骨盤内臓神経を刺激し、出産時の神経伝達をスムーズに行えるようになります。
いざ出産を迎えるときに余裕が持てるようにつながりますので、
妊娠中期・後期っと便秘におちいりやすい状態の時に
普段から腸運動を意識的にやっておくと体調もすごくよくなります。
出産がスムーズに行える状態にも近づくため出産への不安が解消されます。