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無事に安産で産みたい!!安産になるために必要な体操とは?

こんにちは。妊産婦ケア専門のいろどり整骨院の江上です。
今回は安産になる為に必要なポイントについてお話していきます。

安産とは?
母子ともに健康に妊娠生活を送ることができ
スムーズに出産することですが、私が考える安産とは?

妊婦さんのお腹②

出産・分娩がスムーズに行える状態(短時間での出産)
妊娠中に不調やトラブルが起こりにくい身体
出産後も不調やトラブルが起こりにくい身体

この3点が私が考える安産の状態だと思います。

妊娠中に抱える問題には腰痛や坐骨神経痛や尾骨痛のほか
実際には尿漏れ・恥骨の痛み・痔・便秘・お腹の張り・妊娠線などの
妊娠特有の症状を何かしら見受けられます。
そしてトラブルとして切迫早産や難産・流産また逆子など
赤ちゃんへの影響も様々問題が起こることもあります。

妊婦さんの痛み

上記のことを当院では多くの妊婦さんを施術していく中で
様々な悩みやトラブルを解決してきましたが、やはり妊婦だから
我慢しなくちゃ、仕方がない
とあきらめてそのまま過ごすかたもいらっしゃいますが、
この時期だからこそママにとっても赤ちゃんのとっても
しっかりとケアできていればと思うことも多々あります。

安産になりやすい妊婦さんの特徴は?

Pregnant woman
①骨盤がしまっていて、お尻を小さい
②股関節の柔軟性特に内転筋が柔らかい
③腸の環境が良くお腹周りが柔らかい(※これ重要)
④重心がしっかりとれた姿勢
⑤おへそを中心に丸みを帯びたお腹

出産時には、胎児の頭が骨盤の輪っかを通過するためには
仙腸関節と恥骨が開くことが大切になります。
短時間での出産を可能にするためには
この柔軟性をつけることにより、
くす玉がパカっと開く感じが大切になっていきます。

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よく言い伝えではお尻の大きな女性は安産型と言われておりますが、
それは逆でお尻が大きく下に下がっていると子宮が下がり
子宮と産道の歪みが出てしまい骨盤が広がってしまいます。
通常の子宮の位置は高くおへそを中心に肋骨下まで膨らみを
感じているのが良い状態とされていますが、
逆にお腹が前に以上にとがっていて、妊婦さんを後ろから見たときに
妊娠しているか分からない状態は実は安産とは言えません。
また、おへそより下がお腹が膨らんでいる状態。
この状態はお腹の張りと腸の流れが悪く硬くなっている為
赤ちゃんも窮屈な状態になるうえ、腸管に押し当てられ
子宮の位置がさがって切迫早産や逆子の原因ともなります。

逆三角形のようなコンパクトなお尻の方が子宮をしっかり支え、
そこに柔軟性がつくことで子宮口が開くときに
スムーズに胎児が出ることができ、
母子ともに負担が少なくなります。

しっかりとした柔軟性が決め手になりますので、
ストレッチやヨガなど柔軟性を高める運動はおススメです。
ただし、無理はしないようにしてください(笑)

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