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昔から言われる妊娠中の大きなお尻は安産型?・・・

こんにちは。久留米市で妊産婦ケアの専門整体を行っています。
いろどり整骨院の江上です。

今回は安産にとって知っておきたいカラダのこと。についてお話します。
昔から大きなお尻は安産。子供をたくさん産めるカラダなど
様々なことを言われますが実際のところ・・・
実はきゅ~っと引き締まったお尻の方が安産型と言われます。
えっなんで?っと思われる方もいらっしゃいますがその真相について
詳しく解説させていただきます。

出産の寸前まで家事から農作業まで昔の女性はこなしていました。
重労働の為か、体つきも強く下記のように妊婦さんではありませんが
大きな荷物を背負って立つほどの強靭な筋肉と骨格を持っていました。
いや~さすがにすごいですね~(焦)

重労働女性

現代人の女性はこの肉体労働をする時間は家事を含め少なくなりました。
運動量の低下や足腰の弱さから関節や筋肉・靭帯も弱っています。
昔のような農作業は少なく、デスクワークなどが多くなっているのも骨盤の弱化の
要因となっています。

そのため、妊娠する前からお尻が大きい状態つまりお尻が垂れ下がって
骨盤が緩みすぎていて、骨盤の受け皿が広く、内臓下垂特に胃下垂や
便秘などに悩む女性が増えています。

Pregnant woman having headache

妊娠中からもそうですがこの内臓下垂と骨盤の広がりは子宮を
下に下げやすく、お腹の張り感の強さや切迫早産の原因ともなります。
最近はこの切迫早産当院でも悩まれて二人目は防止したいと安産整体を
受けられるかたもいらっしゃいます。

早産のほかに骨盤の広がりは胎児が産まれるときにうまく生まれやすい位置に
収まらず難産になる可能性もあります。

つまり骨盤は逆三角形のような引き締まったコンパクトな骨盤を目指していくこと
をおすすめします。
骨盤を引き締めるためにはお尻の穴を引き締める運動
例えば雑誌を股と股との間のはさみぎゅ~っとお尻を締めるように
意識することで殿筋の筋肉が持ち上がり骨盤は引き締まってきます。

sanngo

もう一つは内転筋です。これは子宮口の開きにも関連するのですが
内転筋というのは恥骨から坐骨に付着する筋肉であり。
ここの筋肉の柔軟性が失って短縮すると恥骨を引き下げてしまい、
分娩時に恥骨が前に開くのを妨げてしまいます。

また出産が終わって恥骨が閉じる際にも内転筋が恥骨を下げる為、
恥骨がずれたまま痛みが強く、日常生活や歩行が困難になります。
いかに内転筋の柔軟性を高めて上げることが出産率を大きく変えるのです。

このような運動の一つとして過去のブログでも紹介しました。
下記の動画もやってみてください。

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