こんにちは。久留米市 津福の産前産後のケア いろどり整骨院の江上です。
今回は産後ママのトラブルの一つ腱鞘炎のお話をさせていただきます。
当院は妊婦さんや産後ケアをさせていただいておりますが
この産後の悩みである一番は骨盤ケアですが、この手首の痛み・腱鞘炎になる
産後ママさんは実に多いです。
その原因はやはり赤ちゃんの抱えすぎや抱え方の問題
後は女性特有の産後に出るホルモンの影響からも腱鞘炎になる原因が考えられます。
こんな時によく痛みが出てしまいます。
①授乳中の頭を支えている時またはお尻を支える時
②入浴中のベビーバスで頭を支えている時
③ベッドまたは布団で寝かせた状態から抱える時
④泣きやまないので長時間の抱きすぎの後
⑤物を握ったり手首を返したりした時など
腱鞘炎になってしまったのは使い方をもう一度正すチャンスです。
我慢していてそのままでは育児に対するストレスはたまっちゃいますねm(__)m
先ず普段から気を付けることは
物を握ったり、赤ちゃんを抱える時などもそうですが、親指から使っていく
ことを控えていくようにしてみてください。
実は腱鞘炎の大半はこの親指を優先的に使っている方に圧倒的に多く
この使い方ではカラダの内側に普段から力が入ってしまうため
姿勢の崩れが起こり、肩がこり、首が前に落ち
抱えたりする時に使う本来の筋肉はいわゆる背筋側を使うと
しっかりと腕の負担なく抱えることができますが
親指優先の使い方は腕だけに頼りすぎてその結果支えとなる
力が手首や指といったところに負担が増してしまいます。
この状態では手首周りに筋肉・関節・靭帯・腱といった部分に
痛みが生じてしまいます。
ではどうすればいいの?正しい使い方のポイントをお話していきます。
普段の使い方をすべて小指の方から意識してみましょう。
この使い方は古武道の中でも大切にされています。
例えば野球選手がバットを振るときや剣道で竹刀を振る時など
手首の返しと力を発揮するには小指から薬指・中指とこの部分が主力
となり、親指人差し指は補助的な役割として手首本来の力を発揮できます。
この小指からの連動は背中特に肩甲骨を上手に使えるようになり、
脇を締めることで例えば赤ちゃんを抱える時など肩がこりにくく、腕の負担も
減る為、手首の正しい使い方ができるため、痛みも緩和していきます。
この正しい使い方をマスターするにはやはり普段からの意識が大切です。
何気なく物をとったり、握ったり、抱えたり、車のハンドルを持ったりと
するときに小指から使っていく。この意識をもって腱鞘炎の再発防止に努めてください。
頑張っているママさんへ少しでもお役に立てることを応援しています。
自分でなんとかしたい。そんな方にもおすすめ動画はこちら↓↓↓
当院は産後のケアでも腱鞘炎の施術は数多く臨床で診ています。
原因から対処法まで幅広くアドバイスできると思いますので
お悩みの方はお問い合わせ下さいm(__)m