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妊娠中の辛い肋骨・わき腹の痛み(肋間神経痛)の原因とケア方法は?

こんにちは。久留米市で妊産婦整体をしています。いろどり整骨院の江上です。
今回は妊娠中に起こる肋骨の痛み(わき腹の痛み)についてお話ししていきます。
妊婦さんの肋骨の痛み俗にいう「肋間神経痛」は息苦しさや動作もできないくらいの痛みも伴うことが多く
呼吸時でも辛いのが特徴です。

妊娠中の肋骨の痛み12

妊娠中はなぜ普段なんともなかった肋骨やわき腹に痛みが起こるのか?
妊婦さんの肋骨の痛みは病院にいっても大半は我慢するしかないとそのまま過ごしてしまう方も多く、「自然と治るの待つしかない」とおもって実際は中々痛みが引かず良くならないことが多いです。
それはなぜでしょうか?

妊娠中はお腹が大きくなり、それに伴う体形変化、姿勢変化が著しく起こります。お腹を支えようとして姿勢・重心のバランスを上手くとろうとしますが、背中や内臓を守る肋骨の状態も大きく負担をかけています。
特に肋骨は内臓を守るだけではなく、呼吸の動きにも関係しています。
妊娠中はこの肋骨の可動域が悪く、呼吸が浅くなるのも特徴的です。ましては子宮が大きくなり、通常よりも身体は下に下がりやすく、肋骨が常に緊張して支えようと頑張っている状態になります。

ここに不意な動作や寝返り動作、くしゃみや、なにかした拍子など原因は様々です。

肋骨の痛み

妊婦さんの肋骨の痛みの特徴は?

☑呼吸が息苦しい
☑寝返り時が痛い
☑身体を真っ直ぐできない
☑初動時に痛む

など妊婦さんの肋間神経痛は当院でしっかり対応しています。肋骨の痛みは痛みが引きにくいのも特徴で、安静以外に我慢しかないと辛い思いをしている妊婦さんのお話をたくさん聞いてきました。

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実際は整体で改善することは可能で、特に妊婦ケアは当院の専門で肋間神経痛の改善する施術はいろいろと診てきています。早めに肋骨の痛みが気になる方はご相談ください。

妊婦さんの痛み

肋骨の痛みを自分でなんとかするセルフケア

基本痛めた2,3日は安静で、無理な体勢をとらないでください。
ストレッチ体操を行う場合は痛みが長期化し激しい痛みではないが動くたびに痛みが残る場合に行ってください。

➀カラダのねじれをチェックします。右に捻った方が痛いか?左に捻った方が痛いか?

➁両方痛い場合
仰向けに寝て両足を開き両手をできる限りバンザイします。そのまま両手両足を末端へグ~っと伸ばし5秒位保ってストーンと脱力します。脱力した後は2,3回深呼吸します。これを2から3セット行ってください。
肋骨の痛みの大半は肋間の緊張つまりねじれていて歪んでいる状態を一度リセットするには上記のやり方になります。
痛みが引きにくい場合もあり、2から3セット行ったらしばらく休憩して行ってください。

➂右もしくは左に痛みが出る場合

仰向けに寝ます。
痛みが右にある場合。
右手をバンザイします。
その時反対の左手を肋骨の痛むところにやさしく触れてやや上方向に支えます。
その状態で90秒くらい待ちます。
ゆっくり深呼吸を行いながら決して、呼吸も無理をせず、リラックスして行います。

続いて、左が下になるように横向きになります。ポイントは仰向けの手を挙げて左手で肋骨を触れたまま横向きに寝返りするようにしてください。この横向きの時に肋骨間が広がり神経圧迫が減り、肋間のバランスが取れてゆがみが取れてきます。これを左下のなる寝返り動作を2から3回行います。

今度は逆の右下に横向きになります、この時も右手は万歳のまま寝返りするのですが、肋骨を当てていた左手は下になると圧迫を受けすぎるので、寝返りの反動をつける意味合いで左手は水平に誘導して、右下に寝るように横向きになります。
手を挙上したまま行うので、バランスを上手くとりながらゆっくり行ってください。
寝返り途中で痛みが出る場合はできる範囲で何回か行ってみてください。

これを間隔をあけながら合間をみて行うと痛みは和らいできます。
特に長期化した肋骨の痛みには効果があります。

上記の体操は決して急性痛めたばかりでは行わないでください。まずは安静をおすすめします。
肋間神経痛はすぐにでも施術すれば楽になりますので、コラムみられた方は早めのご相談ご連絡お待ちしています。

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